【一側性難聴】聞こえが悪いから誤解もされる
ご訪問ありがとうございます。
連日暑い日が続くようになりましたので、水遊びシーズン突入ですね。
子どもが生まれるまでは、嫌で仕方なかった季節です。
それが今では、夏だ!海だ!水遊びだ!と子どもと一緒に遊んでいます。
経験してこそ、身につく!
一側性難聴の長男が、特に外遊びで付けないといけないこと。
外遊びしている時など、人から誤解されやすいことを書きます。
外遊びの注意
事前に必ず、危険な場所へは近寄らないことを伝える
慣れた場所だと危険な場所(池など)は把握していますが、初めての場所や慣れない場所だと再確認が必要です。
荷物の置き場所、親が必ずいる場所を初めに決める
子どもと一緒に遊ぶとき、みんなやってることですよね。
男子たるもの、夢中になるものがあれば、そこへ一直線。
親がいる場所がどこなのか、親が決めた場所にいなくても基準になる場所を決めておくと、迷子防止になります。
戻ってこれる場所を決めておくと、遊びに区切りがついたときなどに、水分補給しに戻ってきます。
大事なのが、色覚異常があるので、場所は建物の形などで覚えるようにいいます。
トイレの場所の確認
これも基本ですよね。
今では迷子になることも減りましたが、方向感覚がなかなかつかめなった長男にとっては必須でした。
利き手をできるだけあけておく
これは、とっさの反応ができるように。
長男はこける時、高確率で右側をかばうのです。
幸いにして、柔道を習いだしてからは、うまく受け身を取って怪我をほとんどしなくなりました。
少し危険な場所(川など)で遊びたいときは、必ず事前に許可をとる
これは、次男と長男の遊びかが違ったときのための対応です。
普段彼らの外遊びに付き合うのは私だけなので、保護者の目を分散できないための策です。
話が聴けない子、自分勝手な子と誤解されるとき
屋外でのワークショップ
今はほとんど開催されませんが、子ども向けのワークショップだと異年齢で集まることも多いので、目が離せません。
指導者が長男の難聴のことを知っているのであれば、聞こえるようにわかりやすい言葉で説明を2回3回としてくれます。
ですが、そんな甘いことはほとんどなく。
多数で何かを作り上げる時、指示が聞き取れず、違ったことをしていまうこともあります。
私がそばにいるときは、肩をたたいたり、聞こえる方から話したりして、周りに合わせます。
ほかの大人の方が注意して下さるときもありますが、難聴側から、後ろからいくら注意したところで、聞こえないもんは聞こえません。
事情を知らないので仕方ないけど、
注意を聞かない=わがままと捉えられ、きつく叱られることも。。。
長男自身、その対応にびっくりするとこや嫌な気持ちになることもあるので、今でも頭を悩ませている課題です。
あと、屋外では補聴器をつけると、聞こえすぎるのでつけることが出来ません。
鬼ごっこ
イマドキの鬼ごっこって、ルールが流動的に変化しますよね。
私の時代はここまでバリエーションが多くなかった。。。
ルールを口早に説明されると聞き取れず、理解できないまま始まり適当に合わせていると長男がルールをわかってなくて、勝手に○○○した!と、苦情が出ることも。
学校では、優しいお友達のおかげでなんとかやれているようです。
道端や公園で、挨拶や注意されるとき
これは、もう。。。単に聞こえないんですよね。。。
お年寄りの声って、低音だったりするので聞こえないんです。
「なんか言ってるな~」って感じでスルーしてしまうこともしばしば。
全体的なマイクを使った説明
マイクでの説明は、端々でしか聞き取れないようで、それが終わらないうちに説明を求めてきます。
それが周囲には面倒くさいと思われるようです。
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自分の世界を広げるために
自力で乗り越える
外遊びに関しては、そのうち自分でなんとかしていくことが出来ると思っています。
経験してなんぼ。
色覚異常と難聴である長男でも、そのうち自転車でひとり飛びだして行くことになるでしょう。
そうなれば、自分の命は自分で守るしかないので、頑張って乗り越えてほしいものです。
アイテムを利用する
屋外ワークショップなどの時に、一側性難聴であることがわかるステッカー見たいものが欲しいなぁ…と私は思っています。
ライブのバックステージパスみたいに、ズボンや服にバン!っと貼ってしまえば変に怒られたりすることもないのにな。
毎日のことではないので、本人はさほど欲しがっていませんが、親は欲しいです。
命の危険が迫っているときに、何か言われても難聴側だと聞こえないからです。
災あと、害時でも役立つと考えるからです。
そして、見つけました。↓
こういったものを作って下さる方には感謝しかありません。
みなさん色々頑張ってらっしゃる…。
普段から命の危険や誤解が多いけど、経験とアイテムを利用して、自力でなんでも解決していく人生を歩んでほしいものです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
お体には気をつけて下さい。